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2013年3月14日 木曜日

協議→調停→審判  ~遺産分割に向けて

こんにちは、弁護士の北川ひろみです。


今日は、遺産分割の方法・制度についてお話したいと思います。

遺産分割の方法・制度としては、主に、
  ①協議
  ②調停
  ③審判
があります。

①の協議は、相続人の皆さんがお話し合いにより、遺産分割の
内容を決める方法です。
お話し合いがまとまったら、「遺産分割協議書」を作成します。

②の調停は、お話し合いでまとまらない場合に、相続人の誰か
の申立により、家庭裁判所において、調停委員さんのもとでお
話し合いをする方法です。通常は、調停委員さん2名が、それぞ
れの相続人の希望や意見などを個別に聞いて、遺産分割をま
とめるよう進めて下さいます。
お話し合いがまとまると、「調停調書」が作成されます。

③の審判は、調停を経ても、まとまらない場合に、家庭裁判
所が、具体的に分割方法を定める審判をします。その場合は
「審判書」が作成されます。


私の経験ですと、協議でまとまらなくても、家庭裁判所の調
停によりまとまるケースが比較的多いように思います。
ただ、そうはいっても、まとまるまでの間に、
遺産の範囲、
その評価(遺産をいくらと考えるか。特に不動産の場合に
問題になります)、
特別受益や寄与分
といったいろいろな問題を解決しなければなりません。
また、
残念なことに、相続人間に感情的な対立が生まれてしまっ
ていると、調停がなかなか進まないこともあります。せっかく
亡くなられた方が残して下さった財産であるにもかかわらず、
それがきっかけで、骨肉の争いになるもの、悲しいものです。

我々弁護士は、そのような場合に、解決への道筋を整理し、
円満な解決に向けて、少しでもお役にたつことができれば
と思っています。




投稿者 南舘・北川・伊藤法律事務所

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