ブログ

2013年6月 3日 月曜日

公正証書遺言の証人

当サイトにお立ち寄り頂き、ありがとうございます。
弁護士の伊藤崇です。

例年よりも早い梅雨入りでしたが、ここ数日はまだ過ごしやすいですね。

先日、公正証書遺言の証人をさせて頂きました。

公正証書遺言の作成には2名の証人が必要になります。

上記のお客様の場合、
遺言書の内容の検討や文案の作成から関与させて頂きましたが、
事情をお聞きするにつれ、
遺言者の方が亡くなった際に相続人間で遺言書の有効無効を巡って争いになるリスクが高いと思うようになりました。
そこで当初の予定を変更して私が証人の1名になることにしました。

遺言書の効力を巡る争いでは、
遺言書作成時に遺言者に遺言の内容をきちんと理解して判断するだけの能力があったかどうか、
という形で争いになるケースがほとんどです。

そして、遺言書作成時の状況がどうであったか、は遺言者の能力を判断する上でたいへん重要になります。

公正書遺言を作成する際に必要とされる2名の証人。
この証人はまさに遺言書作成時の状況を客観的にチェックするためにその場にいる存在なのです。

私が証人を務めさせて頂いた先日の案件。
公証人の方からの質問に遺言者の方は終始きちんと受け答えされていました。
遺言書の内容の確認が行われ、その後、遺言者・証人2名が署名押印をする、一連の作業が心地よい緊張感の中で進められ、無事、公正証書遺言の作成が終了しました。

この案件では遺言者の判断能力が否定されることはあり得ない、そう自信をもって申し上げられる、そんな公正証書遺言の作成になりました。

投稿者 南舘・北川・伊藤法律事務所

問い合わせバナー